2009年06月15日
二王公園まつり
...............................................................................撮影:奥上林 睦寄町

二王門登山レースの参加者とふるさとテント村の風景
今年も奥上林最大のイベントである二王公園まつりが盛大に行われた。これは、二王公園まつり実行委員会(熊内輝夫委員長)が開催するもので毎年6月の第一日曜日、あやべ二王門登山レース(主催:綾部市教育委員会文化・スポーツ振興課)と並行して行われ過去最大の約3,500人の参加者で賑わいだ。
登山レースは、小学生から一般男女の部まで合わせて過去最大の877人の出場者があり、個人10部門、団体6部門の表彰が行われた。二王公園をスタートするコースは、582メートルの君尾山中腹にある国宝二王門から光明寺本堂を経て山頂近くのキャンプ場をとおり、山を下ってあやべ温泉を通過してスタート地点に戻る大半が山道でアップダウンの大きい山岳コースである。沿道には応援する人々で埋め尽くされ“頑張れ”の黄色い声援が飛び交っていた。
登山レースと並行して行われた自治会対抗のパターゴルフ大会は常勝の小仲自治会が今年も優勝の栄誉に輝いた。また、ふるさとテント村には自治会を含め18の各種団体が出展、うどんや焼きソバ、かやくご飯やお好み焼きなど得意の飲食物を用意して呼び込みの声と共に飛ぶように売れていた。
今年で15回目を迎えるイベントもすっかり地域に定着した。自治会長でもあり実行委員の一人として参加した筆者も、前準備から後片付け、写真撮影や地元自治会のテント村への出展など緊張の連続ではあったが、それだけに十分楽しませて頂いた。これらの行事やイベントは関係者の連帯感を高め、地域づくりの大きな原動力ともなっている。
投稿者 ryokudo : 16:34 | コメント (0)
温泉のプランター
......................................................................................撮影:あやべ温泉

たくさんの花をプランターに移植する従業員
あやべ温泉の玄関先にある大きなプランターには、べコニアやマリーゴールドなど彩り豊かな花々をたくさん移植して、入浴に訪れた人たちを楽しませている。
これは4月29日、青野町の由良川花壇園で行われた「由良川花壇展」に当社の出展したものをあやべ温泉の従業員が軽トラック2台に分けて持ち帰り移植したものだ。これまで雑草に埋もれていた10数個のプランターが華やかに甦り、満開のツツジと合わせて来館者の目を引きつけている。
あやべ温泉は、93%を山に囲まれた奥上林の大自然豊かな森の中にあって、基準値の2倍近い溶存物質たっぷりのお湯で温まって頂くと共に、整理、整頓、清掃、清潔に心がけ、一杯の笑顔と声かけでお客様をお迎えし、ゆったりとした一時を満喫して頂いている。 上林に来てよかった、あなたに会えてよかったと感じて頂けるよう日頃からパッション(熱意)、ミッション(使命)、ハイテンション(気分高揚)そして、少しの「遊び心」を心構えとして皆さんをお迎えしております。
<由良川花檀展 一口メモ>
4月29日から5月3日までのゴールデンウィークに、青野町の由良川花壇園で開催されており、各企業や団体が春の草花を思い思いの形に飾り付け、その美しさを競っている。これは、(財)綾部市みどり公社とあやべ丹の国まつりが合同開催するもので、毎年数千人の参加者があり、市街地に近いこともあってたいへん賑わっている。
投稿者 ryokudo : 16:29 | コメント (0)
2009年06月12日
モデルフォレスト活動(No.2)
................................................................................撮影:奥上林 睦寄町

第1回の森林保全活動の参加者とスタッフ
(前回の続き)
モデルフォレスト活動は、1992年世界サミットの際にカナダが提唱した持続可能な地域づくりの実践活動のこと。カナダでは森林整備、木材の活用、森林生態系調査、野生獣の行動調査、渓流の水量・水質調査、生息魚類の調査など幅広い取り組みがモデルフォレスト活動の一環として住民、ボランティア、NPO、NGO、企業、行政の協働で実施されている。このモデルフォレスト活動の取組みは現在18ヶ国、39ヶ所にまで広がっている。(引用文献:京都府kyoto prefecture web site)
日本は国土の67%、綾部市では77%が山林。これは世界全体(同30%)に比べたら圧倒的に高く、まさに日本は山国と言える。その山林の働きには多くの役割と働きがある。食べ物が実り、動物の棲処となり、木や草は燃料や肥料となり、雨水の浄化作用や洪水防止、土砂の流出防止、紙や建物の材料、そして、酸素の供給や二酸化炭素の吸収など上げれば切がない。
かって、日本では緑のダムと称して大切にされてきた森林は、社会経済の大きな変化の中で山林関係者だけでは維持できなくなってきた。現在は、企業や行政、学校やNPOなどの各種団体を中心として環境意識が高まり、森林の保護と育林への期待と行動には著しいものがある。今後、オムロン株式会社のモデルフォレスト運動が継続される中で、私たち地元住民も山に眼を向ける切り口となっていけば幸いだと思う。
投稿者 ryokudo : 14:26 | コメント (0)
2009年06月08日
モデルフォレスト活動(No.1)
.............................................................................撮影:奥上林 睦寄町

指導を受けながら、人工林の間伐に励む参加者たち
日本の人工林の育林が進まない中、企業や行政、地元自治会が一体となって森を育てるモデルフォレスト運動が進められている。5月23日、オムロンあやべ事業所と労働組合、そして、中丹広域振興局やあやべ市役所のスタッフなど40名近くが集まり、あやべ温泉周辺の人工林の間伐作業を行った。
作業に先立って参加者は、中丹広域振興局や綾部市役所のスタッフから森林の役割や山に入る時の注意、間伐材の選び方や伐採の仕方などの説明を受けた後、ヘルメットや軍手に身を包み、マムシに噛まれないよう長靴を履いて85haの人工林の中へ入った。
これは綾部市で初めて(京都府では23番目)行われるモデルフォレスト運動で重点区域に指定されたあやべ温泉周辺の地域住民の期待は大きなものがある。筆者も地元自治会代表として森林の利用保全に関する協定の締結式に出席し、オムロン株式会社の活動が順調に進められるための育林場所の提供などで協力させて頂くことになっている。
参加者は、初めての作業に戸惑いながらも専門家の指導の下、4班に分かれての作業は順調に進み1時間程でかなりの杉ノ木を伐採した。木が倒れるときの大きな音は緊張の中にも達成感を感じさせてくれるのか伐採していく度にノコギリの扱い方がうまくなっていく。間伐された木々の間からは太陽の光が差し込み、保水力豊かな森に育ってくれることを祈りながら第一回のモデルフォレスト運動は無事終了した。(次回へ続く)
投稿者 ryokudo : 16:05 | コメント (0)
2009年05月18日
田ごしらえ
...............................................................................撮影:奥上林 睦寄町

モグラやカエルなどをついばむカラス
4月も半ばを過ぎ、上林では田ごしらえの真っ最中の季節となった。ゴールデンウィークから5月中頃の田植えを目指してトラクターのエンジン音が彼方此方の田んぼから響いてくる。
筆者も、京都からJターン帰郷した4年前から25アール程の田んぼを耕しながら米づくりに取組んでいる。トラクターなどの農器具類の大半を近所で借用しながらでもあり、こちらの都合で作業が出来ないことから作業は常に遅れ気味である。
今日も、借用したトラクターで水を入れた田んぼを耕しているとカラスやトンビが集まり水面から出た土の上をコツきながら何かを食べている。いつもは臆病なカラスも、この時ばかりは機械が近寄っても逃げる気配はなく、餌を捕ることに一生懸命である。よく見ると好物のカエルやモグラを美味しそうに食べていた。
一時は、農薬などの使用で姿を消していたドジョウやタニシ、シジミやメダカが溢れるほど生息し、田んぼや水路の中は水中生物の居心地のよい棲みかとなっている。モグラは田んぼの畦に穴を開けることから水管理の天敵であり、その意味から人間にとっては害虫とも云えるが、持続性の高い循環型社会とは、多様な生物が生息する生命の豊かさの象徴でもあろう。
投稿者 ryokudo : 18:03 | コメント (0)
2009年04月27日
桃の花
............................................................................撮影:奥上林 睦寄町

味工房の庭に咲く満開の桃の花
コブシに続いて、あやべ温泉の姉妹施設である味工房の庭には桃の花が満開となり、入浴に訪れたお客様がカメラを向けておられる姿を時々見かける。白いこぶしの花、淡いピンクの桜、黄色い山吹、そして、濃いピンクの桃の花など彩豊かな花が次から次へと咲くこの地域では、まるで緑の山々をキャンバスにした絵巻物を見ているようである。
やがて花弁が風に吹かれて舞い散る頃、落葉広葉樹が一斉に新芽を出し、日毎に強くなる太陽の光を浴びながら光合成を行って炭水化物などの栄養素を作っていく。そのシステムの排斥物である酸素を利用して、人間をはじめとした動物や菌類がエネルギーを得て生存している。地球上の動物や植物、菌類などの生命はお互いに支えあい、助け合って共生しているのである。
<桃の花 一口メモ>
桃の花を見る度に思い出すのは、中国の三大小説の1つである三国志だ。劉備元徳、張飛、関羽の三人が桃園の誓を結び、諸葛孔明を三顧の礼をもって迎え、天下三分の計が始まる。そして、魏、呉、蜀の三国に分かれて覇権を争うことになるが、今、日本でレッドクリフのタイトルで上映されているのは赤壁の戦いを中心とした三国志の名場面である。曹操や孫権、孔明や周瑜など多くの英雄豪傑が活躍する場面は見るものを感動の渦に巻き込む醍醐味と人間模様がある。
一方、後漢末に4,750万人にまで復活した中国の人口は、三国時代末には、わずか800万人そこそこに激減した。英雄豪傑の乱舞する時代とは、民衆にとっては塗炭の苦しみの時代でもある。「一将巧成って万骨枯る」はただの格言ではない。天寿を全うし畳の上で家族に囲まれて往生をとげられる平和の有難さ、尊さを改めて思う。(「諸葛孔明の生涯」寺尾善雄著 三笠書房)