2005年10月31日
秋祭り
撮影:奥上林 睦寄町

収穫を祝う坂尾呂神社の秋祭り。上林の村々では、ぞれぞれの神社で笛や太鼓の音に合わせて氏子達が神輿を担ぎ村々を練歩く。この神輿は、1トン近くもある重いものであり大人20人でやっと担いでいる。筆者も一度は参加したいと思っているが、最後まで担ぎきる自信がないため決断できないでいる。
坂尾呂神社は、須佐乃男尊を祭神とし、地域の人々の心のよりどころとして長い歴史を重ねている。本殿の周りには樹齢数百年の大きな杉の木が何本かあり、境内は昼間でも薄暗い。秋祭りの前には8つの村の氏子達が集まって神社の境内をきれいに清掃し、祭りの準備を行う。
過疎化、少子高齢化の時代の流れの中、このような行事をとおして8つの村々が協力しながら相互に助け合い、若者達を中心として連帯感を育んでいる。
<祭り一口メモ>
古来、祭りは正月と共に地域の最大行事であり、老いも若きも指折り数えてその日を来るのを待ちこがれた。常日頃おさえつけられた民衆は、この日に1年の憂さを晴らし、快くない庄屋や役人の家へ神輿をかつぎこんで暴れたりした。また、若い人々にとっては男女交際を許された日であり、村人をあげて祭りを楽しんだという。
投稿者 ryokudo : 2005年10月31日 14:41