2005年12月12日
岡林 信康 歌祭り2005
...................................................................................撮影:中丹文化会館

11月の中旬、フォークの神様 岡林信康が綾部にやってきた。昨年11月の奥上林小学校の閉校記念コンサートに続いて2回目である。単身、亀岡市馬堀の自宅からやって来た前回と違って、今回は笛の佐藤英史や津軽三味線の高橋稀脩などエンヤトットのフルメンバー6人が勢ぞろいし、愉快なトークを交えながらにぎやかで華やいだひと時であった。
ひときわ大きな拍手で迎えられるのは、何といっても村の常会をテーマにした「仁義なき寄合い」だ。上林の人達にとっては、自分達の体験だけに歌詞が良く分かるし、ストーリーがたいへん面白い。全国どこへ行っても大好評とのことだ。
60年代後半、歌謡界へ彗星のごとく登場し、フォークの神様と呼ばれた岡林さんが奥上林にやってきたのは1972年の秋。労音を中心とした歌手活動の中で様々な人生の試練に遭遇し、自分自身を見つめ直すために田舎暮らしを決心したという。
奥上林の栃村で野菜や米づくりをし、村の人達とも交わりながら4年間の生活の中で二人の子宝にも恵まれた。また、演歌歌手の西川峰子が村を訪れ、周辺の村々から大勢の人が集まり、公民館の床が抜けるほどの大騒ぎもあったそうだ。美空ひばりが4番目に好きだという「月の夜汽車」ができたのもこの時期である。
コンサートの後、筆者のカメラに向かって、奥上林の人達と気さくに撮影に応じてくれる岡林さん、飾らないその人柄が好きになった。
投稿者 ryokudo : 2005年12月12日 14:45