2006年05月25日
ツバメ
..........................................................................................撮影:あやべ温泉

きれいに田植えがされた田んぼの上を、たくさんのツバメが飛び交う季節となった。それに伴って多くの家庭の玄関先などでは、せっせと巣作りに励むツバメの姿が見られる。あやべ温泉の軒下でも、毎年やって来て卵を生み、雛を育てるツバメの姿に目を奪われることが多くなった。
この巣、春の雨で湿ったドロと枯れ草に自分の唾液を混ぜこねて作るそうだ。昔は崖に作ったそうだが、より安全な人家に作るようになったという。ツバメは害虫を食べるので大事にされてきたのかも知れない。餌は、カ、ハエ、アブ、ユスリカなどの虫を食べるが、子育て中に親が運ぶ回数は、1時間当たり40回、1日に13時間の活動時間では520回にもなるそうだ。
このツバメたち、東南アジアの島々やオーストラリア北部から海面すれすれを飛びながら、餌をとり、水を飲みながら数千kmの遠い道のりをはるばるやって来る。その飛行スピードは時速50km、最高では200kmにも達するそうで、新幹線にも匹敵する早さである。
そして、日本で育った若鳥とその親たちは、秋風の吹く季節になると1ヶ所に集まり、何千、何万という群れをなし、南の空を目指して旅立っていく。来年もまた、生まれ故郷である日本へ、そして、緑豊かな上林の里へ元気な姿を見せてほしい。
投稿者 ryokudo : 2006年05月25日 14:11