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2006年06月27日
自然農法
.............................................................................撮影:奥上林 睦寄町

あやべ温泉のすぐ近くの集落には、子供たちが健康で元気な身体に育ってほしいと願って自然農法にこだわり、農薬や化学肥料を一切使用しない米づくりをしているご婦人がいる。
3人の子供の母親である若杉さんが、大坂から奥上林に移ってきてから9年になる。「都会にいるときから無農薬で身体にやさしいものを選んで食べていた。また、自分で作って自然に感謝しながら、田舎で農的な生活をしたいとも思っていた。そんな時、大坂で阪神大震災に遭遇し、その思いがさらに強くなり上林への移住を決心した」という。
若杉さんの自然農法、秋の収穫後に切ったワラを撒き、レンゲを植え、翌年の5月初旬に短く刈った後、耕運機で浅く耕し2~3週間ほど水を溜めておく。レンゲの灰汁をだして除草効果を高めると、雑草のイイ草やコナギが生えないという。そして、田んぼの水が発酵して黒くなると周辺の草を刈り取って肥料にするそうだ。
今、植えているお米は、伊勢ヒカリだ。これは、天皇陛下への献上米と同じである。また、ミノル式のポット苗は手植え用を採用しており、植えてから3日ほどで根付くという。そのため、近隣では5月初旬に田植えが始まるが、若杉さんは6月上旬に植えるそうだ。15アール程の農地を一人で田植えする若杉典加さん、その笑顔は、上林での農的な生活に生きることの喜びに満ち溢れている。
投稿者 ryokudo : 13:24 | コメント (0)
2006年06月20日
職場体験学習
............................................................................撮影:あやべ温泉

6月7日と9日の2日間、上林中学校2~3年生の生徒20名が、職場体験学習としてあやべ温泉に来られた。これは、毎年この時期に実施されているもので、生徒たちが実際に働いてみて仕事の厳しさややりがいなどを体感することが目的だという。
これは、上林中学校の生徒42名が、それぞれ各学年別に訪問先を決めて実施されているもので、あやべ温泉以外では郵便局や保育園、そして、老人ホームなどへ行かれているそうだ。
あやべ温泉に来られた生徒さんは3グループに分かれて、温泉の受付けや二王館の売店、室内の清掃、レストラン厨房、そして、薬草公園などの職場を体験して頂いた。
後日の感想文には「温泉受付けは、始まるまでに準備やお風呂の清掃があって大変だった。挨拶が大事で、しようと思うけれど、なかなか恥ずかしくてできなかった。また、姿勢よく立っているのもしんどかった」との意見を出されていた。
体験学習の後は、温泉に入浴された生徒さんもおられ、短い時間ではあったが有意義な一時を楽しんでもらえたことと思います。一般のお客様もたいへん好意的な目で見ていただきました。来年も、当館での職場体験をお待ちしています。
投稿者 ryokudo : 14:43 | コメント (0)
2006年06月17日
越前竹人形
..............................................................................................撮影:若洲一滴文庫

5月20日と21日の両日、福井県大飯町にある若洲一滴文庫のくるま椅子劇場において、若洲人形座による竹人形文楽「越前竹人形」が上演された。1986年に旗揚げされてから、若洲人形座による公演は今回で47回目になるそうだ。
物語は、越前武生の山深い竹神村の竹細工師 氏家喜助の孤独な住まいに昔、父の情人であった芦原の娼婦 玉枝が、墓参りに訪れたところから始まる。真っ暗にした劇場の中、スポットライトがあたる幅2間ほどの小さな舞台の、出演者が3人の竹人形とその人形遣い、そして、語りと笛だけの少人数の舞台ではあるが、約80分、220人の観客は最後まで目を離さず、少しも動かなかった。
筆者も、はじめて触れる水上文学と文楽の面白さに大満足し、ハンドルを握って帰宅の途についた。若洲人形座の公演には、この他に、はなれ瞽女おりん、曽根崎心中、人形揃い文などがある。
あやべ温泉では、せっかく山奥まで足を運んで頂いたお客様に、この府道一号線および福井県道一号線沿いの立寄って頂きたい黒谷和紙工芸の里、国宝二王門、幻の大栃の木、そして、この若洲一滴文庫などをご紹介させて頂いております。
投稿者 ryokudo : 11:15 | コメント (0)
2006年06月15日
鮎ごはん
...................................................................撮影:あやべ温泉 二王公園

上林にある第三セクターの(株)緑土、この会社の運営する施設の一つである二王公園の食堂で、6月20日(火)から8月20日頃までの期間限定で「鮎ごはん」がはじまりました。
上林を愛する上林漁業組合員である方より、特別提供して頂いた天然鮎を調理したもので、1日限定20食となっております。鮎ごはん、鮎南蛮漬け、鮎味噌汁それに漬物がついてお値段は格安の\ 680円(消費税込み)となっております。
あやべ温泉へご来館の節は、パターゴルフ場があります二王公園 食堂の「鮎ごはん」を是非ご賞味ください。従業員一同お待ち申し上げております。
投稿者 ryokudo : 16:25 | コメント (0)
2006年06月10日
上林禅寺(No.2)
...... ........................................撮影:中上林 八津合町

(前回の続き)
上林禅寺の黒川和尚は、31年前、神戸からこの寺に移って来られたそうだ。そして、馬場の永勝寺から当地へ移築した本堂の、損傷の大きかったこの襖絵を修復されたという。また、庭には樹齢二百数十年の枝垂桜があるが、近年かなり弱ってきたので樹木医に依頼し、治療されたそうだ。その様子を、6月初めにNHKテレビでも放映されたという。
そして、つい先日、あやべ新聞でも紹介されたが、18年間にわたって、実に3万巻近い般若心経の写経を続けておられる奥上林鳥垣の熊内正義さんの区切りの写経が額に入れて数点奉納されている。
当寺と同じ禅宗の臨済宗を信仰する筆者も、時々は当寺を訪れ、きれいに清掃された庭を拝見しながら、本来生きるための教えである仏教について考えてみたいと願っている。
投稿者 ryokudo : 14:04 | コメント (0)
2006年06月06日
上林禅寺(No.1)
..............................................撮影:中上林 八津合町

........................................................襖絵...竹林の七賢
中上林八津合町にある上林禅寺には、江戸時代の画家 狩野派の吉田元陳が描いた24枚の襖絵がある。本殿や客間には、唐獅子、豊干寒山拾得虎、竹林の七賢、花鳥図や山水画などの水墨画があり、現代の油絵や水彩画などとは異なった歴史感のある落ち着いた雰囲気を感じさせてくれる。これは、綾部市の指定文化財に登録されているそうだ。
初めて訪れた絵画心の薄い筆者も、この前に座ると不思議と穏やかで涼しげな気持ちになる。襖絵については「藤掛山客殿襖記録」として制作記録が残されており、当時の支援者や協力者など襖絵に関わった人々の様子がよくわかる貴重な資料である。
当寺の本堂は、寛永5年(1628)上林城主であった藤懸永重が父永勝の菩提を弔うため八津合町馬場に建立した永勝寺のものを1978年に当地に移築したそうだ。従って、ここには、永勝以来の藤懸家 歴代の位牌を大切に保管し、供養されている。ちなみに、藤懸家のご子孫の方々は、現在、関東の地にお住まいとのことだ。(次回へ続く)
投稿者 ryokudo : 13:39 | コメント (0)
2006年06月03日
自動二輪車
.......................................................................................撮影:あやべ温泉

5月のある日曜日、あやべ温泉の前にはたくさんのオートバイで来られた訪問客があった。このお客様、温泉に入り食事をして、休憩室でしばらく休んだ後、いよいよ次の目的地を目指して出発だ。このグループ、京都の自動二輪車の同好会で、月に1回は仲間と一緒にドライブを楽しんでいるという。
これだけ多くのオートバイが一度に温泉街道を走ると、この近隣の住民は、そのエンジン音にびっくりだ。家の中に居ても、狭い山間にこだました音は大きく反響し、一体何が起きたのかと家の外に飛び出すことある。
温暖なこの季節、風を切って走るドライブは、乗用車では味わえないスピード感と醍醐味があって、走ることが痛快である。筆者も2年前に購入したKAWASAKIバルカン(アメリカン)に乗っている。何時か、北海道や九州の雄大な野原を、ゆっくりと時間をかけて回ってみたいと思って乗っているが、仲間がいないこともあってそのささやかな夢は、まだ未達成である。