« 2006年07月 | メイン | 2006年09月 »

2006年08月24日

幻の大栃の木

....................................................................................撮影:睦寄町 山内
totinoki 111.jpg

樹齢およそ2000年、幹の周囲は最大で10.4 m、栃の木としては全国で2番目、京都府ではナンバーワンの大きさである。真近で見ると、この木の持つ迫力に圧倒され、敬愛の念すら感じる。これ程の巨木があやべ温泉からすぐ近くに生育していることは感激でもあり、また、誇りでもある。

 8月最初の月曜日、あやべ温泉の従業員が毎月実施している地域の観光資源学習会の第2回目である。あやべ温泉から車で10分、徒歩で20分、君尾山光明寺近くにある大栃の木の見学だ。パンフレッドでは何度も見ているが、カメラマンの筆者を含めて参加者の多くが初めて見る樹木である。

 この栃の木、幹の部分は樹木医に手当てされ、中身は削り取られている。また、年輪を数えることもできないため正確な樹齢は不明だが、生まれて此の方、君尾山の山頂からそれぞれの時代の出来事を眺めてきたことだろう。特に、戦国時代には3回の戦火に見舞われたが運良くそれを乗り切り生き延びてきている。

 あやべ温泉に来て頂いたお客様にも、一度はこの大栃の木に足を運び、この巨木が見てきたそれぞれの時代のことを語りかけて見てほしい。筆者も、栃の実のできる紅葉の季節に、もう一度足を運びその実を拾いに行ってみたいと思う。

投稿者 ryokudo : 14:44 | コメント (0)

2006年08月19日

上林川を美しくする会

..................................................................,...撮影:中上林 川東橋付近
asigari111.jpg

 7/16(日)、上林川を美しくする会とボランティアのメンバー40数人が参加し、上林川の堤防の中に背丈より高く生えこんだ葦刈りをした。これは、4部会の1つである景観保全部会の活動で毎年2回程行われている。

 今年、葦刈りをした距離は、7里(28Km)の上林谷を流れる川の長さの1%にも満たないが、百里の道も一歩からの例えのとおり、小さなことの積み重ねが大切でもあり、継続することが力になると信じたい。そして、流域の人々が美しい川を誇りに感じられることを願っている。

 上林川を美しくする会は、市民・事業者・行政の協議により環境保全に対する自発的な取組を行い、清流をよみがえらせ、次代に引き継ぐことを目的として、平成13年に設立された。この会の活動には、先の「景観保全部会」に加え、「排水を考える部会」、「水質保全部会」そして「啓発部会」がある。

 年6回実施している水質検査では、透視度やDO(溶存酸素量)、BOD(生物化学的酸素要求量)、SS(浮遊物質量)、全窒素、全リン等を比較してみても、清流四万十川にも劣らぬ結果が出ているそうだ。
 葦刈りの後は、口上林十倉向町で行われている「川まつり」に参加し、様々な模擬店がつくる料理を食べながら参加者相互の親睦を図った。

投稿者 ryokudo : 14:44 | コメント (0)

2006年08月08日

川まつり

..............................................................................撮影:口上林 十倉向町
kawamaturi111.jpg

 7月16日、口上林十倉向町の上林川河川敷において第11回目の「口上林川まつり」が開催され、様々な模擬店が並び、多くの人が参加してにぎわった。

 例年のとおり、数々のイベントが計画されていたが、前日の雨で川が増水したため「渡し舟」と「いかだ尻相撲」は中止された。初めて見学した筆者も、矢切の渡しならぬ上林川の渡し舟にはぜひ乗ってみたいと思っていたが残念・・・。

 当日は、陸上自衛隊福知山音楽隊が、沖縄の伝統芸能「エイサー」を披露し、東綾中学校やるんびに学園の子供たちも「太鼓演奏」でまつりを盛り上げた。また、「魚つかみ」では、沢山の鮎とうなぎが人口河川に放流され、多くの子供たちが魚を求めて水の中を走り回った。(写真)

 この他に、黒谷和紙工芸の里による和紙製品の販売や東綾小PTAのスイカ割り、上林川を美しくする会のパネル展示なども行われた。初夏の上林は、奥上林の二王公園まつり、中上林の蛍まつり、そして、口上林の川まつりとイベントが目白押しであり、とても賑やかだ。この地域にも過疎と高齢化は津波のように押し寄せてきているが、参加した人々はとても元気に年1回の川まつりを楽しんでいた。

投稿者 ryokudo : 13:28 | コメント (0)

2006年08月03日

リモコンヘリの農薬散布

...................................................................................撮影:奥上林 睦寄町
rimokon heri 001.jpg

5月連休に田植えした水稲が穂をだし、少しずつ黄金色に色づいてきた。それに合わせたようにイナゴやカメムシが繁殖し、手間隙かけて作った稲を食べている。例年だと、それぞれ田んぼの持ち主が消毒してカメムシやイモチ病の駆除をしていたが、今年は、睦寄地区の地元でたくさん作っている方の要請で、リモコンヘリコプターによる農薬散布が初めて実現した。

液状の消毒液を満載したヘリが軽トラックから飛び立ち、上空4~5mを飛びながら下方5ヶ所から散布し、稲穂を倒しながら20~30アールの耕作地だとあっという間の作業完了だ。リモコンパイロットの鍛えられた熟練の技である。

ヘリによる農薬散布は、JA丹の国農協を窓口として専門業者に委託されている。北近畿をテリトリーとする業者は10機ほど保持されているそうだ。このリモコンヘリは農薬散布を専用に開発されたもので現在、農機具として申請されているという。

農業就業者の高齢化に伴って機械化が進み、大規模化に伴って効率化が促進する。日本の食料自給率は、カロリーベースで40%を切ったとも云われる中、農業就業者の減少により耕作地の荒廃はどんどん進行している。戦後の農地改革により60年間続いた個人地主による米づくりの維持は困難な環境となってきたのかも知れない。


投稿者 ryokudo : 21:57 | コメント (0)