2006年08月03日
リモコンヘリの農薬散布
...................................................................................撮影:奥上林 睦寄町

5月連休に田植えした水稲が穂をだし、少しずつ黄金色に色づいてきた。それに合わせたようにイナゴやカメムシが繁殖し、手間隙かけて作った稲を食べている。例年だと、それぞれ田んぼの持ち主が消毒してカメムシやイモチ病の駆除をしていたが、今年は、睦寄地区の地元でたくさん作っている方の要請で、リモコンヘリコプターによる農薬散布が初めて実現した。
液状の消毒液を満載したヘリが軽トラックから飛び立ち、上空4~5mを飛びながら下方5ヶ所から散布し、稲穂を倒しながら20~30アールの耕作地だとあっという間の作業完了だ。リモコンパイロットの鍛えられた熟練の技である。
ヘリによる農薬散布は、JA丹の国農協を窓口として専門業者に委託されている。北近畿をテリトリーとする業者は10機ほど保持されているそうだ。このリモコンヘリは農薬散布を専用に開発されたもので現在、農機具として申請されているという。
農業就業者の高齢化に伴って機械化が進み、大規模化に伴って効率化が促進する。日本の食料自給率は、カロリーベースで40%を切ったとも云われる中、農業就業者の減少により耕作地の荒廃はどんどん進行している。戦後の農地改革により60年間続いた個人地主による米づくりの維持は困難な環境となってきたのかも知れない。
投稿者 ryokudo : 2006年08月03日 21:57