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2006年12月01日

安国寺もみじ祭り(No.2)

.........................................................................撮影:東八田 安国寺町
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                                (前回の続き)

 初めて訪れた筆者に、熱心に説明して頂いた藤本和尚の話をもう少し続けたい。

 当寺は、禅宗の臨済宗東福寺派に属する寺。西暦4年(1252)の開創当時は、地蔵菩薩を本尊として祭られていたが、建長4年(1305)上杉領となってからは上杉氏の菩提寺となり釈迦三尊像を合わせて祀ったという。写真中央が釈迦如来、左にゾウに載った普賢菩薩、右は獅子に乗った文殊菩薩である。

 暦応元年(1338)足利尊氏は室町幕府を開き国ごとに安国寺を建立したが、これは、天下を統一した祈願と合わせて、元弘の戦乱以降に亡くなった多くの戦没者の霊を慰めるためである。戦を生業とした武将たちは必ず、氏寺を持っていたという。

 京都では、室町時代の中期、室町幕府官僚の細川勝元と守護大名の山名宗全らによる11年間に渡る応仁の乱によって多くの寺院や仏像が焼けたことから、当寺の釈迦三尊像は南北朝時代の形を伝える数少ないものである。

<足利尊氏一口メモ>
 鎌倉時代後期から南北朝時代の武将。足利幕府(室町幕府)の初代征夷大将軍。正式名は源尊氏。八幡太郎義家を祖とする河内源氏の名門足利氏に生まれ嫡子となる。新田義貞と共に鎌倉幕府を倒し、1336年神戸湊川で新田義貞・楠木正成を破り後に室町幕府を開いた。尊氏を主役にした吉川英治著の「私本太平記」はNHKでもドラマ化された。

投稿者 ryokudo : 2006年12月01日 10:20

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