2007年03月10日
渓流釣り(No.1)
...........................................................................撮影:奥上林 早稲谷川

物音を立てず静かに、糸につけた赤い目印(脈釣り)が引くのを待ち、魚が餌を飲み込んだらすばやく竿を引き上げる。魚との格闘のその瞬間が釣り人にはたまらない魅力だという。
3月1日午前五時、上林川の上流に位置する早稲谷川と古和木川のアマゴ漁の解禁だ。この日、両川の入口にある大石商店で買われた遊漁券は日券と年券あわせて38枚。遠方からも大勢の釣り人が訪れ、薄暗い内から狙いのポイントを目指して糸を垂れた。
初めて入る早稲谷渓谷に、期待と不安を募らせながら大石商店の前で朝食をとっていたら顔見知りの監視員に出会った。これ幸いに監視員の後ろについて渓流に入り、釣り人の遊魚券を確認しながら違反者がいないか調べていく。大阪から来たという釣り人の魚籠の中には4~5匹のアマゴが入っていた。昨年は40~50匹の釣果があったというこの釣り人の話では、今年は餌の食いが良くないそうだ。
上林川の漁業権を持つ上林漁業組合(川端康太組合長)では、昨年7月に稚魚を4万匹、11月には成魚を200kg放流されたそうだ。
アマゴ漁は9月末までの7ヶ月間続く。渓流釣りは春に集中するが、6月にアユ漁が始まるとアマゴの釣り人は少なくなり、魚も大きくなることもあって、川をよく知る釣り人は夏場にここへ入るそうだ。アマゴが川の上を飛ぶ虫を餌とする季節になると仕掛けは毛ばり(疑似餌)が適しているという。(次回に続く)
投稿者 ryokudo : 2007年03月10日 15:39