« 2007年09月 | メイン | 2007年11月 »
2007年10月25日
押し花展示会
.......................................................................撮影:あやべ温泉 二王館

道端で見つけた小さな花、旅先で何気なく見つけて心惹かれる花、大地の息吹きを感じさせる野菜や果物等など・・・。大自然からの素晴しい贈り物をそのままの姿で部屋へ運び、長く飾ることができたらどんなに楽しいことだろう。
あやべ温泉の二王館では、姉妹施設である二王公園で開催している押し花教室の生徒さん達の力作30数点を10月28日まで発表展示しています。人形や風景、花瓶や花壇に植えられた花をテーマにしたものが多く、見るものの気持ちを和ませてくれます。
そして、21日(日)は三木講師の指導で体験教室が開催され、二王館を訪れた多くのお客様が参加され、思い思いの構図に花弁を貼り合わせながら、初めての押し花体験を楽しまれています。この体験教室は28日(日)にも行われます。二王公園の生徒さん達の作品を見て頂きながら押し花教室を体験してみてください。参加費は無料です。
また、下八田町にある三木先生のアトリエには、押し花作品が数多く展示されており、その素晴らしさは訪れるものの目を釘付けにします。筆者もアトリエを訪れるたびに押し花体験を勧められているが、美的感覚の低い筆者にはなかなか踏み切れないでいます。
押し花に興味のある方は気軽に訪問し、文化の秋をお楽しみください。なお、三木先生の押し花教室は、和知の道の駅「和」と美山町でも開催されているそうです。
投稿者 ryokudo : 15:47 | コメント (0)
2007年10月16日
神輿、水源の里を巡行
...................................................................................撮影:睦寄町 古屋

10月14日の日曜日、あやべ温泉のある睦寄町の秋祭りが行われた。坂尾呂神社を出発した神輿は、この春から「水源の里」条例で対象地域に指定された古屋(写真)を皮切りに、4~5時間かけて7つの村々を練り歩いた。
神楽や太鼓を従えた神輿は数十人の列となり、ワッショイワッショイと威勢のよい掛け声をかけながら街道を練り歩き、氏子たちが待ち構える公会堂を訪れてお札を配り、功徳を施した。また、行く先々で手作りのご馳走を食し、喉を潤した。
筆者も、京都から帰郷し3回目の秋を迎えるが、昨年の八幡神社に続いて神輿について廻り、地域の人達とも交流させて頂いた。カメラマンとしての脇役ではあるが、とても温かく迎えて頂き、沢山のご馳走をお腹いっぱい食したことは忘れられない。
特に、「水源の里」古屋で頂いた栃餅のゼンザイはとても美味しく、5杯も食した。限界集落といわれる古屋の4人の女性たちは、朝4時に起きて栃餅をつき、数十杯のゼンザイと盛り沢山のお寿司を作られたという。頭の下がる想いである。
坂尾呂神社は須佐乃男尊を祭神とし、地域の人々の心の拠り所として長い歴史を刻んでいる。この神社のシンボルでもあった本殿両脇にそびえる大杉は、片方が一昨年の台風23号で傾き、倒壊の恐れのあることから伐採されてしまった。丁度、関が原合戦の直前に植えられた幹廻りが5メートル、樹齢400才を超える大木であった。
投稿者 ryokudo : 14:38 | コメント (0)
2007年10月15日
上林の体育祭
.....................................................................................撮影:上林中学校

10月始めの日曜日、晴天に恵まれた秋空の下、上林中学校において奥/中合同の体育祭(地域振興協議会主催)が開催され、小/中学校の児童と一般の大人たちは元気にグラウンドを走り廻った。
参加者は、地域別に赤、白、黄、緑色の4組に分かれての27種目を行い、得点を争う6競技の総合得点で赤組(五泉・五津合町)が団体優勝の栄誉を手にした。このチーム、競技後の打上げの席では一際美味しいビールが喉を潤し、お互いの健闘を称え合ったことだろう。
体育祭は、奥/中小学校が合併した2005年4月からは文化祭と交互に開催されており、今年で2回目となる。上林小学校の生徒は58人、中学生は45人、奥/中の住民は約2,200人。少子高齢化と過疎化は年ごとに進み、児童が少なくなったことから体育祭への参加者も減少の一途をたどっており、取材している筆者も寂しさを感じる。団塊世代が小/中学生だった半世紀前の賑わいがまるで夢のように感じられる。
体育祭も、高齢者でも参加できるプログラムを組むなど児童のいない家庭も含め、地域の幅広い人達が参加できるようになれば、少しは賑やかなものになるのではと感じるのは筆者だけではないだろう。
投稿者 ryokudo : 09:36 | コメント (0)
2007年10月13日
まこもたけ(NO.2)
...............................................................................撮影:まこもたけ(No.2)

(前回の続き)
大槻さんの家ではカイコも飼われており、白・水色・黄色のマユがあって地域の人達が「マユ人形」を作っておられる。この次は絹糸を採りたいと云われる。趣味として、ジュラ紀・三畳紀の化石をたくさん採取されておられて専用の小屋に保管されており、大学教授も借りに来られるそうだ。また、「まこもの茎」からは、黒谷和紙工芸の林さんに依頼し、和紙づくりもされており、大槻さんの夢は限りなく広がっていく。
<まこも 一口メモ>
「まこもたけ」の原産地は中国・台湾で、イネに食用菌(黒穂菌)が寄生し、茎が肥大したもので4~5月に水田に植え10~11月にかけて収穫される。食物繊維が豊富で、腸内の老廃物を取り除く効果があり、カロリーが低い上に浄血作用を有する美容野菜だという。風邪、高血圧、便秘、糖尿病、水虫、アトピー、慢性胃炎、ヘルニアや更年期障害など多くの疾患に効果があり、人間だけでなく水辺の鳥も「まこもの茎」をかじって病気を治しているそうだ。
「まこも」は、各地の湖沼・川の水辺に自生するイネ科の多年草の水生植物。日本では、古代から薬草・食用あるいは「むしろ」などの生活用品として使われてきた。また、出雲大社、氷川神社、千葉の香取神社や大分の宇佐神社などでは神事に使用されているそうだ。そして、お釈迦様がマコモで編んだむしろ(寝床)に病人を寝かせて治療したという神話があり、これが日本に伝わってお盆にまこもで編んだ「盆ござ」や「盆舟」を捧げるようになったとも云われている。
投稿者 ryokudo : 14:26 | コメント (0)
2007年10月02日
マコモタケ(No.1)
...............................................撮影:綾部市 白道路町

休耕田を利用して栽培されている「まこも」、株の大きさが一抱え程もあり、背丈は2メートルを遥かに越える。イネ科の植物でありながら水稲とは比べ物にならないほど大きく、田園に株が並ぶ風景は壮観である。
今回は上林から一歩足を伸ばし、白道路町でまこも栽培をされている大槻道和さんを訪ねてお話を伺った。大槻さんは定年退職後の4年前、地域の仲間9人と石川県ツバタへ研修に行き、休耕田を利用したまこも栽培を始められた。
京都での栽培は珍しいことから、先日もNHKがテレビ取材に訪れ、3回に分けて放映したという。今年は「まこもたけ」が不作のため、取材時もたった1本できたものを撮影されたそうだ。この時期、例年だと収穫に追われてとても忙しいが、近隣でも出来が悪く今のところ収穫は見込めないという。
例年だと東京のワシントンホテルを始め、銀座や六本木の料理店に出荷されている。また、あやべ温泉レストランでは天婦羅や煮物などの「まこも定食」をメニューとし、ヘルシーな食材としてたいへん好評を頂いている。無味無臭で、ほのかな甘みがあり、食べると柔らかいタケノコに似た食感があってとても美味しい。(次回へ続く)