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2007年11月19日
全国水源の里シンポジュウム(No.3)
................................................................................撮影:奥上林 老富町

(前回の続き)
4月に施工された水源の里条例の対象地区である老富町3集落(大唐内、市茅野、栃)は、あやべ温泉から更に10km東の福井県堺に位置する山間の集落で上林川の水源の地でもある。一昨年、このブログでも取り上げたフォークの神様といわれた岡林信康さんが4年間住んでいたところでもある。
過疎化が進み高齢化率は極めて高く、次世代を担う後継者もほとんどいないが、水源の里連絡協議会の酒井聖義会長や西田愛子さんを中心に荒廃した土地を耕し、ホウレン草などの野菜や花をつくり、その一部をあやべ温泉で販売している。3集落が一緒に作業するのは30年振りとか。「共同作業は楽しく目標があると元気が出る」と云われる。
奥上林のもうひとつの水源の里「古屋」では、この夏、シカの食害から栃の実を守るため10数本の栃の木の周囲350メートルにネットを張った。今年は不作で9月に採れた栃の実は約10kgとか。ここから裏山の洞峠を越えると美山町。綾部から京都への最短コースの地でもある。そして、平家の落ち武者が住み着いた集落でもあり多いときは50数人の人々が住んでいたといわれるが、現在は5所帯7人となった。
行政の支援を受け、地区の自立と活性化をめざして立ち上がった水源の里の人々は、限界集落と言われる環境を受け入れ、それぞれの地区の特産品を産業に育てようと頑張っておられる。自然豊かな上林に住みたいと希望するI/Uターンの人達を受け入れながら次世代を担う後継者が育っていくことを願うばかりだ。
投稿者 ryokudo : 2007年11月19日 09:15