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2008年03月17日

生物の大量絶滅(No.3)

........................................................写真:NHKスペシャル地球大進化より
2008.02 スーパープルーム.jpg

(前回の続き) 
PT境界の大量絶滅の原因については、諸説粉々、百家争鳴の状態というが、現在、以下のシナリオが有力視されているそうだ。2億9000万年前、陸地は一塊となって超大陸バンゲアを形成した(写真)。完成された大陸の周囲は海溝で取り囲まれ、重たく冷たい海洋プレートの潜り込みが超大陸バンゲアの周囲でいっせいに始まり、コア・マントル境界へ落下した。

すると地球内部の高温で軽いマントルが押し出され、キノコ雲型の上昇流スーパープルームとなって上昇し、シベリアや南アフリカでは大規模な火山活動が発生したことから、地上には火山ガスと粉塵の大量・長期放流が起きた。

その証拠は、中央シベリア高原にある。面積220万平方キロメートル、日本の5倍あまり、オーストラリアの四分の一の面積の全てが玄武岩でできており、最大で3700メートルの厚みをもつ。この地球史上で最も巨大な塊は、すべて同じ火山噴火によって2億5000万年前に形成されたものだという。

この地球史上で最大の火山活動で放出された二酸化炭素は、現在の大気に含まれる15倍の量であり、1991年に起きたフィリピンのピナツボ火山の50万倍であったとか。そして、大量の二酸化炭素の放出により、酸性雨が降り注いで植物は枯れ、地上では超温暖化は進み、それが原因で海水の大循環が停止したことにより海中酸素の欠乏が進んだことから海棲生物も絶滅していったと云われる。(次回へ続く)

投稿者 ryokudo : 2008年03月17日 13:14

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