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2008年04月01日

早春の香り

.........................................................................撮影:睦寄町 あやべ温泉
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「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」と服部嵐雪の俳句にも詠まれた梅の花。今年も、この可憐な花咲く季節が上林にも巡ってきた。あやべ温泉の敷地内には20数本の梅木があって日ごとに紅と白の花びらを咲かせており、公園内に入るとその香りが漂ってくる。

梅は、奈良時代以前、中国文化とともに遣唐使が薬木として中国(湖北省・四川省)から持ち帰ったもので、日本の風土によく合い、平安時代に広く普及したという。江戸時代には、沢山の品種の育成・改良が行われ、現在では300種以上あるとも言われる。

梅の名所は各地に多いが、その歴史から京都の北野天満宮がよく知られている。毎年行われる2月25日の梅花祭りには20万人の人手で賑わうそうだ。このブログを執筆するに当たり、久し振りに天満宮に参拝してきた。3月も終わりを迎え50種、2,000本の梅は遅咲きの一部を残し、多くの花びらが地上に舞っていた。

天満宮にちなんで、梅をこよなく愛した菅原道真の歌を一句
『東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ』

<左近の梅>
京都御所に「左近の桜」「右近の橘」が植えられている。この桜、もとは梅であったという。村上天皇の時代、火災で梅の木が倒れ、紀貫之の娘の梅を献上させたところ、娘が『勅なれば いともかしこし鶯の 宿はと問わば いかが答えん』と、梅との別れを歌にした。この歌に心をうたれた天皇は、梅を娘に返し、桜に植え替えたそうだ。

投稿者 ryokudo : 2008年04月01日 13:25

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