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2008年04月30日

荒神信仰

............................................................................撮影:奥上林 睦寄町
200804荒神さん.jpg

睦寄町に在住の岩鼻貢さんのお宅には、荒神さんを祭る小さな祠がある。この祠、新しく作り替えたことから3月の大安の日に、口上林武吉の久保健治さんを宮司に招いて入魂の儀式が行われた(写真)。

岩鼻さんの屋敷は、その昔、あやべ温泉のすぐ近くにあった。結婚前に現在のところに転居されたが、その時、荒神さんも一緒に移されたそうだ。奥さんの久恵さんは「両親が大切に祀っていたものであり、私もこの家を大切にしており、荒神さんを守って行きたいと思っている」と話され、毎朝、お水を供え、両手を合わしていると言われる。

荒神さんは、この地方の多くの家で信仰されており、日本古来の民族的宗教である神道でもある。神仏を敬い、尊ぶ気持ちが、ひいては家族を大切にし、地域との融和をはかり、住みよい社会を育むための日本人の知恵でもあろう。

<荒神信仰 一口メモ>
日本では、古来より激しい霊威を発揮して、人間社会に災いをもたらすような神霊を「荒振神」(アラブルガミ)として、畏れ敬う信仰があった。火は、全てのものを焼き尽くすものであり、また、食べ物を調理するためには必ず必要なものである。 

古来から、人間は火に対して、畏れの気持ちと感謝の気持ちを持ち、家や作物の守護神として信仰してきた。激しい霊威、神威を持たれているので、火の神、竈の神を荒神と呼んでいる。

投稿者 ryokudo : 2008年04月30日 19:11

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