« 2008年04月 | メイン | 2008年06月 »
2008年05月30日
若杉友子の野草料理教室(3/3)
............................................................................撮影:奥上林 故屋岡町

<マクロビオティック 一口メモ>
直訳すれば「長く思いっきり生きるための理論と方法」で、実践の基本はまず「食」。動物性のもの、特に肉はあまり食べず、無農薬・自然農法の穀物や野菜を中心とした食事をとる。そして、野菜は原則として、その土地・その季節でとれるものを食べること。
現代マクロビオティックの祖は桜沢如一(ゆきかず)で、日本の食養法と中国の易の陰陽論、そして現代科学を結びつけ、その思想と実践方法の普及に努めた。海外ではジョージ、オーサワとしてよく知られているそうだ。
食の3原則として、身土不二、一物全体、陰陽調和だという。身土不二とは、その土地でとれたもの、その季節に自然にとれるものを中心に食べること。一物全体とは、一つの物を丸ごと食べること。穀物も精白せず、丸ごと調理する。陰陽調和とは、食物の陰陽バランスを考え、体調に合わせて選択・調理することで、精製糖や動物性食品は原則的に用いない。
その実践効果として健康を維持し、体力を強化できる。よく眠れるようになる。糖尿病やガンを予防し、血行を良くすることから老化現象を防ぐ。精神面では気持ちが明るくなりストレスが少なくなる。そして、精神が強くなり、生きていく気力が高まるとも云われる。
中国では、「上位の医者は食事で治す。中位の医者は食事と薬で治す。下位の医者は薬で治す」と云う。健康は万人の願い。身体と心をはぐくむ食養法、あなたも是非、一度体験してみてください。(おわり)
投稿者 ryokudo : 14:54 | コメント (0)
2008年05月26日
若杉友子の野草料理教室(2/3)
...........................................................................撮影:奥上林 故屋岡町

春の野草を探す若杉友子さんと参加者
(前回の続き)
鍋は土鍋を使い、主食は玄米。食材は野草や雑穀、ゴマ。調味料は味噌と醤油が多い。ちょっと昔の日本人の生活様式だ。肉や魚などの高タンパク、高カロリー食材は使わない。また、電子レンジやアルミやテフロン加工の調理器具もない。カドミウムなどの重金属が身体に入りアルツハイマーなど色んな病気の原因になるからだ。
食の欧米化により成人病が増え、ガンが増え、アレルギーが増え、骨粗しょう症が増え、昔の日本では見られなかったような病気ばかりが増えた。食べ物の持つ陰陽エネルギーを取り入れたマクロビオティックは中国4千年、日本3千年の歴史をもつ優れた知恵と食文化があると云われる。
数十年前、アメリカでは癌や糖尿病などの成人病が急増したことから膨大な医療出費が重なり、国家財政の危機感を持った政府は5百億円をかけて市場調査を行った。その結果、一番良いのは日本食だということが分かり、アメリカでは日本食ブームが起き、また、コシヒカリが栽培されるようにもなった。
「賢者は歴史に学び、愚者は体験に学ぶ」とも云われるが、私たち日本人はそんな格言さえ忘れ、世界各地から食材を輸入し、グルメ指向で高タンパク、高カロリーな食生活が一般化し、アメリカの後追いをしている。(次回へ続く)
若杉友子さんのプロフィールと野草料理の詳細は、書籍「若杉友子の野草料理教室」を参照ください。購読は「きらり上林」へ 代表:若杉典加 FAX:0773‐55‐0002
投稿者 ryokudo : 12:29 | コメント (0)
2008年05月19日
若杉友子の野草料理教室(1/3)
............................................................撮影:奥上林 故屋岡町(1/3)

今、上林の野にはヨモギやツクシ、コゴミなど春の野草がたくさん芽を出している。それらの季節の野草を食材とした若杉友子さんの料理教室とマクロビオテック講座が旧奥上林小学校を利用して開催され、京阪神や近畿各地から大勢の愛好家が参加した。
この料理教室は、上林をこよなく愛する「きらり上林」代表の若杉典加さんが主催するもので、4月からは新企画として毎月1回、第二土・日曜日を利用して1泊2日で行われている。娘の典加さんは参加者の募集から会場・宿泊の手配、食材や器具の準備を担当する。
友子さんは手際よく調理しながら、そのポイントや食材の効能を分かりやすく説明していく。味噌は3年物がよく、炊いたら駄目。ゴマは右回転にまわしながら擂るのが良いという。食材の陰陽五行説や食事療法で治癒した人の体験談、日本人の食文化と知恵、生活の工夫などマクロビオティックの理論を交えたおしゃべりは尽きることがない。
ひとつの料理が終わりかけると次の食材を使った調理の指示を出していく。楽しそうに、リズミカルに、そして抜群の表現力と話術で生徒たちを引き付けていく。皆も必死にメモを取りながら、時には包丁を持って調理を行い、時にはペンを持って質問していく。そのようなやり取りの中で美味しそうな料理がひとつ、ふたつと仕上がっていく。
みんなで調理をし、みんなで食べ、そして、友子さんの話に傾聴する。30人の参加者の多くはリピーターであり、顔見知りの方も多い。(次回へ続く)
投稿者 ryokudo : 14:34 | コメント (0)
2008年05月14日
200才の枝垂桜
.............................................................................撮影:中上林 八津合町

上林禅寺に咲く樹齢二百数十年の枝垂桜
今年は上林の桜がたいへん綺麗に咲き、府道一号線を走る車の窓からは春の彩を満喫させてくれる。八津合町にある上林禅寺に咲く枝垂桜も一際あでやかに咲き、その優雅な姿は、観るものの心を引きつける。ここでは1ヶ月遅れの春の彩をお楽しみください。
この枝垂桜、一昨年の春に樹木医が手当てをされたことから元気に甦り、今年は写真のように見事な花をつけた。二百数十年に渡り春の彩を提供し、地域の人々にやすらぎと楽しみを与え続ける枝垂桜、大切に守り育て次世代に繋いで行ってほしい。
枝垂桜としては、円山公園で親子3代に渡って桜守りをされている佐野藤衛門さんの桜がよく知られているが、樹齢においては上林禅寺の桜が上回っておりその歴史を感じさせてくれる。上林が誇る枝垂桜である。
<桜 一口メモ>
桜前線のスタートは1月上旬に沖縄八重岳で咲くカンヒザクラ。ここでは、平野より早く山の上から咲き始めるそうだ。そして、本州の平野を駆け巡り、7月頃に南北アルプスや北海道の高い山で咲き、半年以上かけて日本列島を移動する。一本の木に咲く花の命は短いが、日本列島2,000キロメートルを半年以上に渡って咲き続ける花は他には少ないだろう。
投稿者 ryokudo : 08:51 | コメント (0)
2008年05月07日
大般若法要
................................................................................撮影:睦寄町 君尾山

今年も、あやべ温泉の裏山にある君尾山光明寺の大般若法要が、地域のお坊さん7人を招いて盛大に行われた。この法要は毎年4月18日に開催されるもので、光明寺周辺の桜も祭りを祝うかのように彩を添えていた。
本堂では、中央に当寺の媒林和尚が座して祭りを仕切り、その合図で周囲に招かれた和尚たちが600巻に及ぶ大般若経典を次々と読み上げていく。鍛え抜かれた迫力あるお経は、江戸時代の初期、藤懸左京の援助で再建された光明寺の広い本堂に1時間に渡って木霊した。
この行事は、参拝者の無病息災、健康長寿を祈願するものだが、この日も数十年に一度しか開かれない本尊の千手観音菩薩を安置する正面扉は閉じられたままであった。
いつもは静かな境内も、この日ばかりは真言宗の檀家の人や上林小学校の全校生徒たちを始め、奥上林自治会連合会の関係者の方々が参拝し、華やいだ雰囲気に包まれた。また、地元青年団の若者が子供たちに玩具や食べ物を販売し、祭りに花を添えた。
<大般若心経 一口メモ>
般若心経は大乗仏教の空・般若思想を説いた経典の1つ。般若心経は、一般には600巻に及ぶ「大般若波羅蜜多心経」のエッセンス等といわれるが「大般若経」および「大品般若経」からの抜粋に「陀羅尼集経」に収録されている陀羅尼を末尾に付け加えたものであるとも云われている。
投稿者 ryokudo : 15:36 | コメント (0)
2008年05月02日
オランダの香り
.................................................................................撮影:奥上林 睦寄町

風花ちゃんとチューリップを観賞する久恵さん
睦寄町に住む岩鼻貢さんのお家には沢山のチューリップが咲き、府道1号線をドライブする人たちの目を楽しませている。これは、ガーデニングが大好きな奥さんの久恵さんが丹精込めて育てておられるのもので、日当たりの良い玄関口には四季折々の花を観賞することができ、ときどき訪問する筆者もその美しさに見とれてしまう。
セキスイハウスの新しい家には西洋の花がとてもよく似合う。また、華やかな彩りは岩鼻家の家風にもよく合っている。人との交流を大切にされ、気さくで人情味があり、もてなしの気持ちの強いご家族の下には大勢の人が集まる。
岩鼻家では、年に数回、沢山の方々を自宅に招き、ご家族全員で接客されている。当日は、久恵さんが腕を振るったご馳走が食卓を飾り、深夜までお酒と食事とおしゃべりで盛り上がり、訪問者が帰宅するのは何時も日が変わっている。
筆者も、時々は飛び入りで招かれご馳走にあやかっているが、このような接客パーティーなかなか出来ることではない。岩鼻家のご家族の方々の人柄を知る上で象徴的な行事でもあり、チューリップと合わせて紹介しておきたい。
<チューリップ一口メモ>
世界的にはオランダが有名であり、各国へ輸出されている。日本で販売されている球根は、ほとんどがオランダからの輸入品。国花に制定している国はオランダ、ベルギー、トルコ、アフガニスタン。花言葉は「愛の告白」「失恋」など愛恋に関する言葉が多い。