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2008年09月21日

栃の実

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旧奥上林小学校にある大栃の木2代目になっている栃の実

縄文時代から食べられて来たとも云われる栃の実。元奥上林小学校の校庭には、君尾山にある樹齢2000年の大栃の木の2代目が植樹されており、たくさんの実(写真)をつけている。地元の人が「ナシ」と呼ぶテニスボール程の大きさの実は、熟したものから落ちてくるが、外皮が厚くてクッションとなり中の実が傷つくことはない。

自然の栃の木は人里離れた奥山にあって一般の人の目に触れる機会が少ないが、2代目は府道1号線の直ぐ横にありドライブしながら見ることができる。筆者も木になる栃の実を初めて目にした。このブログでも幾度か取上げたことから感慨深いものがある。

水源の里古屋の山中には、樹齢数百年の栃の木が数多くある。数十年前まで、正月には決まって栃餅を食べたことから栃の実は貴重な現金収入になったと云われる。しかし、近年は鹿に食べられて収穫することができなかったが、水源の里条例が施行された昨年、行政支援により栃の木の周囲数百メートルに渡って金網を張り、鹿対策を実施したことから特産品として甦った。

もう1つの水源の里老富町では、古屋で採れた栃の実を使って栃餅大福をつくり、あやべ温泉二王館の売店へ納品されている。上林は、過疎と高齢化が進み限界集落ともいわれる山村ではあるが、古屋と老富町、あやべ温泉を栃の実で結ぶトライアングルは見事な音色を奏でている。

投稿者 ryokudo : 2008年09月21日 13:17

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