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2010年07月12日

清流の魚たち(No,1)

.................................................................................撮影:睦寄町 山内
モトクソ22.jpg
山内川で釣り上げたモトクソ

この地方では、我輩をモトクソと呼んでいる。天敵の少ない河川の上流付近の水の綺麗な場所を住処としているが、ここは食料に乏しいことから川虫や川面を飛ぶ虫など食べられるものなら大概のものは選り好みなしに食べることにしている。特に、瀬虫やミミズは大好物である。

あやべ温泉の近くを流れる山内川にも沢山の仲間がいて、天気の良い日には川の溜まりに集まって日光浴を楽しんでいる。しかし、そんな日は近所の人間の子供たちが魚釣りに来ていることがあり、針のついた餌につられて飛び出した仲間が真っ先に吊り上げられていく。

また、ときどき空から白鷺が舞い降りてきて長い口ばしで突くので油断ができない。しかし、何といっても一番の天敵はオオサンショウウオだ。気持ちよく泳いでいると岩陰から突然とび出して来て大きな口でパクリとやられてしまう。彼に狙われたら流石に俊敏な我輩もひとたまりもない。

上林川のあるイセキの下には20匹近いサンショウウオがいて、夜になると餌を求めて彼方此方を徘徊し、我々の仲間を食べているという。上林川にはすっかり魚が少なくなったと漁業組合の人々は嘆いている。

さて、魚にちなんで古代に海から川に上がった魚類の歴史を紐解いてみたい。これからの話は小学館発行「生命 NHKスペシャル40億年はるかなる旅」の2巻「魚たちの上陸作戦」を紹介しながら魚類の進化について話を進めて行きたい。

投稿者 ryokudo : 2010年07月12日 09:18

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