« 清流の魚たち(No.2) | メイン | 薬草教室 »
2010年07月25日
清流の魚たち(No.3)
....................................................................... ......撮影:奥上林 睦寄町

(前回の続き) 上林川に泳いでいたハヤ
骨にはマグネシウムやリン、硫黄、亜鉛、鉄など生命にとって必要なミネラルが含まれている。これらの成分は海水に多く含まれているものであり、骨は豊かな海の代わりなのだ。骨という海を持ったケイロレビスは川の王者となって生き残り、清流の魚たちは全てこの子孫でもある。そして、陸に住む私たちの背骨もケイロビクスから受け継いだ物だという。
ところが、こうした魚たちとは全く違う生き方を選んだ魚がこの時代に登場している。デポン紀前期の海に出現し、ケイロビクスと同じように背骨を持ったユーステノプテロン。この魚は4枚のヒレに7個の指のような骨を持ち、湖の岸に近いところや浅い場所に住みながらヒレをまるで手のように使って植物をかき分けながら動き回り餌を捕獲していたそうだ。
また、水中の酸素不足を補うための肺をもち、空気中の酸素を利用していたとも考えられている。ユーステノプテロンから1千万年の後、初めて陸に上がったのが先のイクチオステガである。このイクチオステガの偉大な第一歩によって私たちへ繋がる動物の歴史が始まった。(参考文献:「生命 NHKスペシャル40億年はるかなる旅」の2巻「魚たちの上陸作戦」)
地球上の3,000万種とも云われる生命は、様々な分野の専門家によって進化の姿が明らかにされ、NHKスタッフの方々により体系化された情報として発信されている。歴史は知恵の宝庫ともいわれ、過去を知ることは現在を知り、そして、未来を予測することに繋がるとも・・・。科学の発達によって神の領域は狭まり地球の真実の姿が明らかにされつつあるとも云える。(終)
投稿者 ryokudo : 2010年07月25日 15:44