Rice-making diary started by Masahiko's Yano life

「お米って、どうやってつくるんだろう?」 「いつ、何をすればいいんだろう?」
「どんな道具がいるんだろう?」 「とっても厳しいんだろうか?」
「素人でもはじめられるんだろうか?」米づくり1年生には、不安だらけの、お米づくりです。
これから始まる矢野正彦の「お米づくり」を季節の写真とともにお届けします。御期待ください。

 


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4. 2005.12
4月から始まった「矢野正彦の米づくり日記」も最終章を迎えました。今回は米作りの仕上げである、稲刈りとその後を中心にお届けいたします。

稲刈りとその後  


台風14号がゆっくりとこの地をうかがっている。 雨が叩きつけるかも。 風が襲うかも。 インターネットで天気予報を見、空を見上げる。
 
もしこの台風に直撃されれば、私が生まれて初めて、ほんの一部だけど世話をした稲はどうなるのだろうか? 風に倒され、水で溺れ、生き絶え絶えになるのだろうか? 不安であり、心配である。
 
昨年10月20日の台風23号を思い起こす。
綾部・福知山の境界近くで豪雨で出た水が由良川の堤防を突き破り、田や畑、宅地や工場敷地、地表のあらゆるものを襲った。
 
私が車で走っていた綾部・福知山を結ぶ府道、広域農道も由良川からあふれ出た水が道路を激しい流れとなって、川のように横切っていた光景が、その場で体験した私の脳裏を横切る。

 
しっかりした稲といえども多く実った稲穂は重い。 強い風に耐えられるだろうか?
 
米づくりの先生からは、あと一週間すれば、一粒一粒の米も大きくなり、収穫も多く最高の稲刈りとなると聞いている。

9月3日10時頃
慌しく先生から「社長 今日稲刈りするぞ」と電話がかかってきた。
 
先生は今日7枚の田んぼの稲刈りを決断したのだ。
その中の1枚が私が携わった田んぼである。
 
先生はきっと昨日からの天気予報を見、又聞き、稲の生育具合を考え、台風襲来前に刈るか、1週間延ばし台風の心配がなくなって刈るか、今までの体験をもとに考え・考えぬいて決断されたのだろう。
米づくり一年生の私も緊張する。
 
指定された時間に合わせバンガローに帰り、ネクタイをはずし、サラリーマン時代に愛用した古いカッターシャツを着、1000円そこそこの作業ズボンをつけスパイク付の地下足袋を履いた。
後は軍手と麦藁帽を手に急ぎ田んぼに駆けつけた。

 
先生は隣の田んぼをコンバインを駆使し稲刈り真最中。
奥さんが私のそばにカマを持ってきて、私の田んぼへのコンバイン侵入の為、田んぼの隅の稲を手で刈るよう教えてくれた。
 
左手で稲の根っこのあたりをしっかりと握り、この日の為に手入れされたと思えるカマで稲を刈る。 切れ具合はすこぶる良い。
 
5月10日の田植えの時のあのか弱い稲の一株一株が太陽の恵み、先生の水管理、そして私の周辺の草刈の恩恵で、ここまでしっかりした稲になったのかと感無量である。

 
コンバインの進入口、回転場所を手作業で稲を刈る。
後は先生の運転するコンバインを待つばかり、時間がたつにつれ台風14号の影響で雲行きがおかしくなってきた。
 
さあ、いよいよ人生始めての稲刈りである。
手で刈るのではない、大型コンバインで刈るのだ。
 

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先生は隣の田んぼをコンバインを駆使し稲刈り真最中。
 

私が携わった田んぼ
 

田んぼの隅の稲を手で刈る
 

カマで稲を刈る
 

様々な恩恵を感じながら


コンバイン侵入路
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3. 2005.8月
4. 2005.12月


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