Rice-making diary started by Masahiko's Yano life

「お米って、どうやってつくるんだろう?」 「いつ、何をすればいいんだろう?」
「どんな道具がいるんだろう?」 「とっても厳しいんだろうか?」
「素人でもはじめられるんだろうか?」米づくり1年生には、不安だらけの、お米づくりです。
これから始まる矢野正彦の「お米づくり」を季節の写真とともにお届けします。御期待ください。

 


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4. 2005.12
4月から始まった「矢野正彦の米づくり日記」も最終章を迎えました。今回は米作りの仕上げである、稲刈りとその後を中心にお届けいたします。

稲刈りとその後  


先生のコンバイン運転操作をしばらく眺めていると刈り取った米を入れるコンバインのタンクが満杯となった。
 
満杯となればブザーが鳴り稲刈りを中止し、刈り取った米を抜き取らなければならず、軽トラックに移す。
 
軽トラックの運転手は奥さんである。
移し変えが完了すると、軽トラックは米を貯蔵する場所へ。 コンバインは又元の作業に、そこで私が運転席に。
 
初めて操作するこの大型コンバインは、今まで操作した耕耘機、田植え機と違い操作が難しい。
 
稲を刈りながら前に進みコーナーを直角に廻る為、何度かバック・前進を繰り返し、又前進。
 
時間が刻々と過ぎていく。
空が徐々に暗くなり、今にも雨が降り出しそうになってきた。
 
先生の顔・動作が雨を意識した姿となる。
もう米づくり一年生に任せておく時間がない、運転手交代である。
 
稲刈りスピードが全く違う、見る見るうちに私の携わった1枚の田んぼの稲刈りが終了した。
 
コンバインが刈り損ねた一本一本の稲を拾い、又田んぼの隅のコンバインで刈れなかった稲をカマで刈り、コンバインに投入し私の稲刈りは終了した。

 
先生は今、今日最後の1枚の田んぼで懸命にコンバインを操作中である。
 
雨が来る。非情にも、またブザーがコンバインの米タンクが満杯になった事をつげる。
 
米を移しかえねば、雨がポツリポツリ、一分一秒を争う熾烈な戦いとなっており、一言も発声できない。
 
雨雲の垂れこめた山里の一角の緊張した空間に私は身を置いている。
 
これが農業か! これが米づくりか! 
これが自然を相手とした戦いか!
  
でも、生かされている、生きている、その実感が身に染み入ってくる。
そんな事を考えながら、先生の最後の稲刈りを見つめていた。

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先生のコンバイン運転操作
 

いよいよ運転席に
 

耕耘機、田植え機と違い操作が難しい
 

稲を刈りながら前に進みコーナーを直角に廻る
 

先生の付きっきりのご指導
  
時間が刻々と過ぎていく
 

今にも雨が降り出しそうになってきた。
 

運転手交代
 

 
 
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